2012年7月4日水曜日

お客様は神様ではない!

近所のスーパーや小売店などで人件費削減が目立ちます。
お買い物に行ってもレジにはいつも長蛇の列。
アイスクリームも溶けてしまうくらい待ちます。

昨日は携帯電話屋さんで悔しい思いをしました。
夕方に行くと大勢の人が並んでいたので他の用事を済ませてから戻ることに。
二つレジがあるのに店員さんは1人しかいません。
お店は22時に閉まるので、15分前に行くともうシャッターが半分閉めてあるではありませんか。

中に入ってもいいか聞くと、まだお客さんが2人いるので閉店までに私の対応はできないとの返答が。
ダメモトでねばってみたものの、22時に受付終了ではなくて、22時に閉店だから。とあっさり断られてしまいました。

日本では有り得ない状況ですよね。
売り上げが、とかクレームになるから、と丁寧に受け入れますよね。
でも、こちらでは今回のような事は当たり前のように起きます。

店員さんだって早く帰りたい。時給は22時までしか支払われない。
色々理由はあると思います。
スペインではお客様は神様ではないのです。

こちらではお店に入る時には、お邪魔します。の気持ちを込めてHola!と挨拶をしますし、出る時にはHasta luego!と言います。

「客なんだから何でもしてもらって当たり前」
そんな気持ちはスペインでは捨ててしまいましょう。
そして、日本には持って帰らないでおきましょう。

店員さんもお客さんも人間ですから。