2010年6月21日月曜日

Galicia, Santiago de Compostelaへの旅 ~町並み編~

Galicia の旅の続きです。
Santiago de Compostela は813年に聖ヤコブの墓が発見されて以降、

エルサレム、ローマに並ぶキリスト教の聖地として知られるようになりました。(1985年に世界遺産に登録)




朝ごはんをしっかり食べたら、さぁ出発!! 

先日お話した ”テティタチーズ” もしっかり朝食に出されていました。




ホテルの隣の公園を抜けると、小さな小さな礼拝堂がありました。


白壁の古い家が並ぶ、石畳の道を進みます。


Vieira(ホタテ貝)のマークを発見!

巡礼者はこのホタテ貝の印を道しるべに旅をします。



こんな緑の豊かな場所に住めるとは、なんて贅沢。






壁に囲まれた旧市街に入ると更に道が細くなり、まるで迷路のよう。



巡礼者が持って歩く貝殻付きの杖を見つけました。

1日に十時間以上歩く事もあるらしく、杖は必須だそうです。

水筒代わりのひょうたんも付いています。




La Plaza de Obradoiro に入るとLa catedral (大聖堂)が姿を現しました。

ここにSantiago(聖ヤコブ)の亡骸が納められています。

巡礼者はこの大聖堂を目指して旅をします。

この日もたくさんの巡礼者が、大聖堂を前に記念写真を撮っていました。



大聖堂の中には聖ヤコブの像が彫られた石柱があります。

石柱には、長年に渡り巡礼者たちが祈りを捧げる為に触れた ”5本の指の跡” があるそうです。

どれだけの人がこの地に訪れたのか想像するだけで気が遠くなります。

残念ながら現在は修復中で、ビニールで覆われていたので指の跡は見る事ができませんでした。





(La catedral)

荘厳な建物に歴史の重みを感じます。

Hostal de los Reyes Catolicos は、大聖堂の真隣にあるパラドール(お城や、修道院などを改装したスペイン国営ホテル)です。

建物を太い鎖が囲んでいますが、これは王族が訪れた印なのだとか。

入り口には、アダムとエバ、12使徒などたくさんの彫刻が施されています。

思わず時間を忘れて見入ってしまいました。




(Hotel de los Reyes Catolico)



大聖堂の西側に廻ると Plaza de las Platerías に着きます。

かつて銀細工の工房やお店が隣接していた事から、Plaza de las Platerías (銀細工広場)と名づけられました。

中央にある噴水 Fuente de los caballos は1829年に造られた物だそうです。



(Plaza de las Platerías)


大聖堂の東側、Puerta de la Azabacheria.



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