2012年1月5日木曜日

クリスマス、お正月、そして・・・

彼の一家全員でさむーいマドリッドを抜け出して、お正月はグランカナリア島で過ごしました。


真冬の服装で出かけた私達を待っていたのは、暖かい気候。

プール付きの部屋に通してもらいましたが、水に飛び込むには寒く、張り切って持って行った水着もほとんど出番無しでした。





カナリア諸島はモロッコの西側にあるスペイン領の島々。
イベリア半島よりマイナス1時間の時差があります。
このたった1時間の差がカウントダウンを巡る大問題になるとは・・・。

スペインの習慣で、新年を迎える際にソル広場にある時計の鐘に合わせてぶどうを12粒食べます。
このぶどうをイベリア半島時間で食べるか、カナリア時間で食べるかで争論になったのです。

ホテルが開催する、カナリア時間0時にぶどうを食べるイベントがあるのに、彼のお母さんは23時のイベリア半島時間に食べたいと言い、他の人は23時に乾杯をして、0時にぶどうを食べたいと言い張り。
正直どうでも良い言い争いを私は聞き流しながら一人黙々と夕飯を食べたのでした。

結局、お母さんの主張通りホテルの部屋に集まり23時にスペイン国営のテレビでカウントダウンを見ながらぶどうを食べることになりました。
その12粒を食べきらないと、年が始まらないというか、運が悪いというか・・・縁担ぎにはとことんこだわる彼の家族。デザートにぶどうを注文し、きれいに皮を剥き、種を取り除き、しっかり準備してらっしゃいました。



これがTVEスペイン国営テレビのソル広場からのカウントダウン生中継。


最後の鐘が鳴り終ったら、お祭り騒ぎの始まりです。
スペイン定番のお祭りセット。帽子や鼻眼鏡、紙ふぶきや鳴り物が入っています。
新年パーティーは朝方まで続きました。


そして、翌日は風の穏やかなビーチへ車で移動し、一日砂浜で寝転がりました。

お昼ご飯はパエリアとパパスアルーガス(しわしわの芋、カナリアの名物です)を食べました。





水は冷たかたけれど、さすがアフリカ大陸のすぐ隣。日差しはかなり強く6月並みに暑かったです。



これはホテル近くのMaspalomas。ずーっと続く砂漠に突然現れる湖がきれいでした。

カナリアのもう一つの楽しみは免税品。物によるらしいのですが、たばこや化粧品、お酒などは税金が掛からないので安くで色々購入できます。更に割引してくれるお店もあるので、是非交渉してみてください。

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