2012年7月16日月曜日

第一回、ブリュッセル旅行2日目 前半

ベルギー2日目は、中心街へ。
お天気は晴れたり曇ったりでしたが、大雨にはならず。
長袖のシャツとスカーフで充分でした。



まずはGaleri St.Hubert ギャルリ・サンチュベ-ルへ直行!
1847年に完成したヨーロッパで一番古いショッピングアーケードだそうです。
本屋さんにアクセサリー屋さん、短いけれどおしゃれなお店が並んでいます。
私が行ったのは月曜日、閉まっているお店がちらほら見えました。


ガイドブックで見て絶対に行こうと思った手袋屋さんItalienne。
Guanteriaはスペイン語で手袋屋。
ここにはGanteriaとあるので、フランス語でいう手袋屋なのかなー。なんて、なんとなく解るのが楽しい。

ちなみに、ベルギーは北部はオランダ語圏、南部はフランス語圏に分かれています。
ブリュッセルは北部のオランダ語圏内にありながら、フランス語が公用語の特殊な地域です。

Ganteria Italienneは1890年オープンの老舗で、手作りにこだわった職人気質のお店。
店内には引き出しつきの大きな棚があり、そこから自分に合った手袋を選んでもらいます。
重厚な雰囲気は、ハリーポッターが魔法の杖を買ったお店を彷彿させます。

商品はほとんど棚の中に隠れているので、お買い物に行くのであれば欲しい物のイメージ(使う季節、色、素材など)を大体掴んでおくとスムーズです。

私は冬用にシンプルな赤い革の手袋を買いました。
裏地はシルク。他にもピスタチオグリーンや、オレンジ、紫がありましたよ。
どの色もきれいでかなり迷いました。

不思議な器具を使って、試着をさせてくれる時の店主さんの手際のよさは見ものです。
革製の肘を置きも出てきて、他の時代にタイムスリップした気分でした。
店主がこれだけ丁寧に扱う手袋ですから、大切にすれば良いことがありそうです。



お次は、ベルギー王室御用達のチョコレート屋さんCHOCOLATIER MARY。
1919年創業の老舗です。パッケージの色使いが上品でかわいいのでお土産に喜ばれそうです。
私は最近チョコレートの食べ過ぎなので、こちらは外から眺めるだけにしました。

この他に王室御用達の鞄屋さん、DELVAUX(デルボー)もアーケード内にあります。


アーケードを抜けると小さなレストラン通り。
友人お勧めのムール貝を食べる為、目指すは、CHEZ LEON!!
こちらも1893年創業の歴史あるお店だそうです。


ビール、前菜、フライドポテト、ムール貝、パンが付いて32ユーロ位のセットを頼みました。
本当はこれで1人分ですが、2人で分けても充分な量です。

上の写真はクルヴェット(小エビ)とトマトのサラダ。
小さいのにしっかり肉感のある海老達は、臭みもゼロでおいしく頂けました。
写真奥は、子供用に頼んだオニオンスープ。
こちらもしっかりうまみが出ていて美味でした。




メインはセロリの香りが食欲をそそる白ワイン蒸しです。
ムール貝もプリプリで良い具合に調理されていましたが、貝の下に隠れているスープがおいしくて、いつもは食べないパンも1本分程平らげました。

各国のガイドブックが勧める有名店なだけあって、お客さんはほとんど外国人でした。
友人曰く、子供には冷たいベルギーのレストランには異色の接客の良さも手伝って2重丸です。
帰りに飴まで(子供用ですが、私が食べた)頂きました。

このレストラン、子供にはとことん優しいようです。
ホームページに12歳以下の子供は無料で食べられるメニューが載っていました。
詳しくはお店のホームページのMenuで。
上の店名をクリックして下されば、お店のホームページに移動しますよ。

後半に続く・・・

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